ばんえい大河原騎手プロスポーツ大賞功労賞

日本プロスポーツ大賞功労賞を受賞、「ファンの声援のおかげ」と語る大河原騎手

　ばんえい十勝のベテランジョッキー大河原和雄騎手（５３）が、日本プロスポーツ協会（東京）の２０１３年第４６回日本プロスポーツ大賞の功労賞を受賞した。長年にわたってプロスポーツ界の振興や発展に貢献した人に贈られる賞で、ばんえいでは０７年の坂本東一調教師（６０）＝当時騎手＝、１０年の藤本匠騎手（５１）以来３人目の受賞。表彰式は２７日に東京都内で行われた。

　大河原騎手は根室管内別海町出身で、１９８５年に騎手デビュー。通算成績は２万４３９５戦２９８９勝（３０日現在）、うち重賞は最高峰「ばんえい記念」を含む計４６勝を挙げている。２８年に及ぶキャリアでは目立った不振や大きなけがもなく、堅実な騎乗で勝ち星を積み上げてきた。ファンには「かわさん」と呼ばれ、親しまれている。

　受賞について大河原騎手は「ファンや関係者の多大なる声援があったからこそ受賞できた」とコメント。通算３０００勝の大台も目前に迫り、「新年すぐにでも決めたい」と力強く語った。（小縣大輝）

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