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金銀ラベル限定販売 新得・さほろ酒造

「金」(右)「銀」(左)2種が限定販売される原酒「十勝蒸溜所」

 【新得】さほろ酒造(町新内639、仲鉢孝雄社長)は、長期熟成したそば焼酎の原酒「十勝蒸溜所2009」を今年も数量限定販売する。新たに登場した“銀ラベル”はタンク貯蔵のもので、アルコール度数が若干高い。昨年大好評だった樫樽(かしだる)貯蔵の“金ラベル”も再び店頭に並ぶ。12月9日発売。

 2011年に酒造免許を受けた同社が、旧製造会社から工場とともに貯蔵されていた原酒を引き継ぎ、熟成させたもの。昨年樫樽で貯蔵されていた琥珀(こはく)色の2008年物を1986本限定で販売したところ、短期間で完売した。

 同社が引き継いだ中にはタンク貯蔵の原酒もあり、今回は3年以上熟成させたものを初めて販売する。アルコール度数は44度と樫樽貯蔵(43度)より高く、まろやかな味もわずかに濃厚。ラベルは黒地に銀箔とした。限定2390本となっている。5年以上熟成させた“金ラベル”も2441本の限定販売。いずれもシリアルナンバーが入る。

 来月発売に向けて瓶詰め作業は既に終了しており、現在はラベル張りを行っている。「昨年の評価もあり、小売店などからの予約で6、7割は埋まっている」(同社)と前評判は上々だ。金、銀ともに500ミリリットル入りで、希望小売価格は2300円。

 問い合わせは、さほろ酒造(0156・64・5525)へ。(古川雄介)

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