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号砲までまもなく~フードバレーマラソン(3)

自由ケ丘温泉代表取締役 鳥谷繁樹さん(63)
レース後 疲れ癒やして
 「走った後は、いい湯に漬かり、疲れを癒やしてほしい」-。今大会に向け、参加ランナーや運営スタッフへの入浴割引制度を考案した。

 1950年生まれ。57歳で、約40年間勤めた民間企業を退職。その後、父の鳥谷源作さんが創業した同温泉の仕事を手伝い始め、60歳で代表取締役に。帯広公衆浴場組合(亀井宏之組合長)の副組合長も務める。

 割引制度は、昨年の同大会に出場したランナーから完走後、「近くの温泉を教えてほしい」との声が多く寄せられたことがきっかけ。通常420円のところ割引価格の300円で入浴できる。裏面には市内11カ所の銭湯の地図が記載され、管外の人でも一目で場所が分かる。

 市内にある約20カ所の銭湯について「お湯の質が良く、ほとんどが源泉掛け流し。道内でも有数」と自信たっぷり。「温泉はもちろん、食や観光など十勝・帯広の魅力のアピールにもつながれば」と笑顔で話す。(高津祐也)

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