めざせ完走!フードバレーとかちマラソン(4)
先日、参加者案内のはがきが自宅に届いた。これまで長い距離を走る経験がなかった記者にとって、約半年間の練習はつらくも楽しい、思い出深い日々だった。5キロを走ることさえも必死だったことを、今では懐かしく感じる。
「やるだけの練習はやった。あとは神様に頼むしかない」。28日には伊藤寛記者と2人で帯廣神社(大野清徳宮司)を訪れ、願掛けをした。
境内は木々に囲まれ、神聖な雰囲気。早速、2人はさい銭を投じてハーフ完走を願い、手を合わせた。
同神社では約50種類のお守りを扱っている。恒例の合格祈願から、オリジナルのものまでさまざまだ。迷った揚げ句、2人は迫力あるばん馬が描かれた絵馬を購入。それぞれの目標を書くことにした。記者は「2時間以内に走り切ること」。伊藤記者は「膝を壊さないように…」と願い、掛所に結んだ。
本番前日の11月3日には帯広市役所で事前受け付けが行われる。参加者の特典として、スイーツ巡り券や温泉割引券などの配布もあり、大会後の楽しみも盛りだくさんだ。本番まであと4日。万全の調子で祭りムードを満喫したい。
(おわり、高津祐也)