焼き肉やビールで「ぜいたくな時間」 十勝和牛感謝祭 道の駅おとふけで初開催
【音更】十勝和牛の普及、ブランド化を目指すイベント「十勝和牛感謝祭」が10日、音更町内の道の駅おとふけ・北側広場で開かれた。4年ぶりの開催に多くの家族連れなどが足を運び、十勝和牛に舌鼓を打った。
十勝和牛振興協議会主催で、8回目の開催。同道の駅での開催は初めて。
青空が広がる中、午前10時の開始と同時に、イベントを楽しみにしていた人たちが多く来場。会場内に設置された焼き台を囲み、十勝和牛200グラムや野菜などを堪能。家族5人で足を運んだ帯広市の会社員金野正人さん(62)は「外で十勝和牛を食べられるのは本当にぜいたくな時間。やっぱり脂の乗り方が違うよね」とビールで喉を潤しながら、肉のうま味を味わっていた。
同協議会肥育部会の蛯原一部会長は「皆さんに十勝和牛のファンになってもらい、4年後の(十勝開催の)全共(全国和牛能力共進会)に向けもっともっと知名度を上げていきたい」と話していた。(完戸雅美)