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まん延防止に旭川の追加決定 鈴木知事「感染広がれば他地域も」強調

道内は、東京のような危機的状況に陥る瀬戸際」と危機感を強調する鈴木知事

 【札幌】道は18日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、新たな感染対策を決定した。政府がまん延防止等重点措置の適用期間を9月12日まで延長したことに対応し、対象区域に旭川を追加。札幌、石狩管内、小樽、旭川では飲食店の営業時間の短縮や酒類提供の停止といった従来施策に加え、大規模商業施設の入場整理も行う。

その他の地域では引き続き、不要不急の外出自粛、緊急事態宣言やまん延防止の措置区域との往来自粛を求める。

 会議に出席した鈴木直道知事は「道内の感染状況は緊急事態レベル。東京のような危機的状況に陥る瀬戸際だ」と述べ、「まん延防止の対象外の地域でも、さらに感染の拡大が見られれば機動的に対象に追加する」と強調した。

 18日の全道の新規感染は速報値で595人。5月27日以来、2カ月半ぶりに500人超となった。病床使用数は17日時点で704床、このうち重症者用病床も19床となり、医療のひっ迫が進んでいる。このため、道は医療提供体制についても、18日付で全道の確保病床を最大のフェーズ3に引き上げた。
(奥野秀康)

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