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「すべらない」受験応援 ばんえい風景印はがき 学習塾Will

受験生への応援メッセージを書いたはがき(右)と、風景印の押されたはがき(左)を手にする鈴木塾長

 帯広市内の学習塾Will(ウィル、西3南9)の鈴木浩之塾長が大学受験を間近に控えた塾生たちに向け、エールのはがきを送った。はがきには、ばんえい競馬をあしらった消印(風景入り日付印)が押され、蹄鉄(ていてつ)にちなんで「すべらない」という思いが込められている。

 今年度は5人の塾生が国公立大2次試験の前期(25日)に臨む。塾での学習は昨年12月に終わり、今は各自本番に向けた準備の大詰めを迎えている。鈴木塾長は「1月の共通テストの時はコロナの影響で試験会場に激励に行けなかったので、はがきの形で応援しようと思った」とする。

 蹄鉄をあしらった風景印は2015年から帯広郵便局で採用しているデザイン。北海道遺産でもあるばんえい競馬と、背景に十勝大橋を描いており、外周に蹄鉄を描いた帯広・十勝らしい消印となっている。

 鈴木塾長は「今年度はコロナに加え、1次試験が従来のセンター試験から共通テストに変わるなど、大きな変化のあった一年だった」と振り返り、「塾生たちが目の前の坂(障害)を乗り越えられるよう、思いを込めた」と話した。(大木祐介)

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