個性豊かな料理登場 地元の「遊ぶた」も 幕別白銀台スキー場レストラン
【幕別】今シーズンから白銀台スキー場のレストラン「湖水地方牧場食堂」を運営する大樹農社(町忠類晩成、白井隆代表)は17日、提供するメニューの試食会を同スキー場ロッジで行った。
帯広市内の飲食店「Pizzaカチバル」オーナーの田畑正仁さん(35)が、シェフとして腕を振るう。試食会には約20人が参加、新メニューのうち「ミルクラーメン」「ローストポーク丼」「ホエーポークカレー」の3品を提供した。
カレーのひき肉や豚丼のロースト肉は、「遊牧舎」(忠類地区)が放牧で育てた“遊ぶた”を使用。個性豊かな3品を試食した参加者は、「おいしい」などと感想を述べていた。
メニューは他にメインのピザ2種をはじめ、ワンコインで食べられるパニーニやミルクスープリゾット、ソフトクリームなど。ドリンクは各種ワインやビールなどを提供する。
従前のメニューから気軽に食べられるカレーライスとラーメンは踏襲したが、代表の白井さん(63)は「味を変えたところも楽しんでほしい」とPR。
シェフの田畑さんは「この地ならではの味を楽しんでほしい」と話し、スキー場のオープンを心待ちにしている。
(折原徹也)