母親自ら受け継ぐ活動 子育てサークルいちご☆キッズ まちマイ幕別編
町内には子育てサークルが複数ある。その1つが札内地域を中心に活動する「いちご☆キッズ」だ。母親たちが自主的に運営し、長年活動が引き継がれている。
現在のメンバーは6組の親子で、子どもはすべて1歳=写真。毎年10組前後で構成している。札内コミュニティプラザを拠点に毎月第2・第4月曜日の午前10時~同11時半に活動。手遊びや体を使った遊び、英語の歌に合わせたダンスなど、メンバーがメニューを考えて子どもたちと楽しんでいる。
町子育て支援センターの職員が来て、工作や親子遊びを行うことも。夏休みのバス遠足、ハロウィーン、クリスマス会など季節のイベントも盛りだくさんだ。
代表の吉田明子さん(36)=写真前列中央=は悠晴ちゃんと参加。「母親同士の交流ができ、年齢が近い子ども同士のつながりもできる」と話す。昨年帯広から札内に引っ越してきた、宮嶋航基ちゃんの母香織さん(31)は「知り合いができてうれしい。家にいると遊びも尽きてしまうので、子どもも喜んでくれている」と楽しんでいる。(眞尾敦)
<町内の子育てサークル>
1956年に母親や保健師を中心に立ち上げた「止若赤ちゃんクラブ」がはじまり。その後、支部が各地域にできた。一時保育や相談を受ける町子育て支援センターが整備されて環境が整い、2010年以降は町が関与せず、各サークルが自主的に活動している。
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