輝くまち 笑顔 中心部イルミネーション点灯式
冬の帯広中心部を彩るイルミネーションの合同点灯式が2日午後4時から藤丸前で行われた。サンタクロースの衣装を着た子どもたち90人がJR帯広駅から元気にパレード。米沢則寿帯広市長らとともに点灯ボタンを押し、光のショーの開幕を告げた。
帯広イルミネーションプロジェクト実行委員会(見子雄一委員長)とおびひろ夢あかりアートの街実行委員会(火ノ川好信委員長)、藤丸クリスマスファンタジー主催で、冬のにぎわいづくりなどを目的に例年展開している。
駅前で行われた出発式では、ハルニレの木の枝などに巻いた約3万8000個のLED(発光ダイオード)が点灯。佐々木大輔帯広駅長の合図に合わせ、子どもたちは藤丸前まで歩いて移動した。
点灯式では全員でカウントダウンし、米沢市長や関係団体の代表者、子どもの代表3人が壇上でボタンを押すと、1万5000個の明かりが一斉にともった。光の中で子どもたちは合唱も披露し、会場から拍手が送られた。ボタンを押す大役を務めた浜崎航太ちゃん(6)=日赤東保育所=は「まちを通ることが多いので、何度も見に来たい」と笑顔で話した。
イルミネーションは来年2月20日まで点灯される。