赤ちゃんすくすく ニホンザル6匹とアカカンガルー2匹
おびひろ動物園で人気
おびひろ動物園(柚原和敏園長)で、ニホンザル6匹とアカカンガルー2匹が誕生した。母親に見守られながら、すくすくと育つ姿が来園者の人気を集めている。
ニホンザルの赤ちゃんは6~8月に生まれた。
6匹の誕生は「ここ数年で最も多い頭数」(同園)。普段は母ザルと共に行動しているが、赤ちゃん同士で遊ぶ姿も見られ、全33匹となったサル山が活気づいている。
カンガルーは「ハナ」(6歳)と「ルー」(2歳)が今年、出産した。赤ちゃんは生まれてから6~8カ月間、母親の袋の中で生活するが、担当飼育員の河瀬浩章さんによると、ハナの子どもはもうすぐ袋から顔をのぞかせるという。
ルーは誕生後間もなく、母の袋から落ちた後に育児が行われなくなり、飼育員らの手で育てられた。
河瀬さんは「人工哺育で育ったルーが子育てをできるのかは心配だが、見守っていきたい」と話している。
(松田亜弓)
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