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「腸活」スムージー商品化 帯大谷短大生が考案

美と健康をテーマに開発した健康スムージーを手にする帯広大谷短大の学生たち。左から津端さん、按田さん、積山さん

 帯広大谷短期大学(田中厚一学長)生活科学科栄養士課程の学生と帯広市文化スポーツ振興財団は、十勝産の食材を使った2種類の健康スムージーを商品化した。両者の連携事業としての取り組みで、6月1日から帯広の森研修センター内のスイーツコーナーで販売する。

 同短大の食育授業で12あるテーマの一つ、便秘の解消を目指したレシピの考案に同財団が賛同し、連携事業が始動した。腸内環境を整えて便秘解消や美肌効果を得る、「『腸活』スムージー」をテーマに開発を進めた。

 メニューは、十勝産の小豆とバナナの甘さが心地良く、さっぱりした飲み応えの「あずきとバナナのスムージー」と、十勝産オリゴ糖などを使用し、さっぱりした口当たりの「ももヨーグルトスムージー」の2種類。

 メニューの考案者は、いずれも同短大2年の小田未優さん、積山栞さん、津端初音さん、按田莉子さんの学生4人。メニューの監修は、同短大教授と同財団スポーツ振興部の森由佳さんが務めた。

 商品開発に携わった津端さんは「授業で作ったものが、商品化されて一般の方に味わってもらえるのは驚き。うれしい」と笑顔。按田さんは「たくさんある食材の相性から、ベストな組み合わせを見つけられて良かった」、積山さんは「食物繊維の摂取量と全体の味のバランスに苦労した。女性はもちろん男性にもお薦め」と話す。

 スムージーは250ミリリットル入りで各280円。同財団は「どちらも飲みやすく、スポーツ後の栄養補給にも最適」としている。同研修センター内のスイーツコーナーは午前11時~午後4時の営業で、火曜、祝日の翌日、年末年始が定休。
(藤島諒司)

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