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舌も耳もうならせる、音響特技のそば店主 東家の川崎さん まちマイ本別

機材でいっぱいになった自宅車庫で音響の魅力を語る川崎さん

 「そば処東家」(町北3)の3代目店主、川崎秀規さん(69)は、音響機材を自在に扱う特技がある。地元では「イベントで必ず会える音響さん」として広く知られる。

 音響との出合いは、旭川や札幌のそば店で修業中のころ。バンドをやっていた友人に誘われて音響を手伝ううちに自然と技術が身に付いた。1970年に修業を終えて本別に戻ると、「音響機材を扱える」との情報が人づてに広まった。イベントのたびに協力要請があり、「結婚式の音響担当で陸別まで足を運んだこともある」。

 セッティングから音の調整、曲出しや片付けなど一切の作業を担う。依頼が入ると奥さんに店を任せて現場に行くこともあるが、「にぎやかになるのが楽しい。故郷の盛り上げにも役立ちたいしね」と笑う。切り盛りする店は「天かしわそば(800円)」が評判の人気店だ。店主と音響さんを両立するが、「音響が好きで楽しいから、今は音響の方がメーンになっちゃってるかな」と照れ笑いする。(西條真紀)


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