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初滑りすいすい 上幌内小でリンク開き 鹿追

ゆっくりと滑走しながら、氷の感触を楽しむ6年生(12日午前10時35分ごろ、上幌内小で。金野和彦撮影)

 【鹿追】上幌内小学校(小西一寿校長、児童18人)で12日、スケートリンク開きが行われた。学校校庭の陸(おか)リンクでは十勝管内の今季トップ。積雪に恵まれて順調に作業が進み、昨年より約2週間早く初滑りを迎えた。

 同校PTAの施設厚生部(菅原道也部長)がリンクの造成を担当。11月下旬から雪を踏み固めて下地を造り、今月4日に散水を始めた。ここ3日間は氷点下10度を下回る好条件となったことから、保護者が交代制で夜を徹しての作業を続けた。

 午前10時すぎからのリンク開きには、全校児童や保護者、上幌内保育所の子どもたちが集合。児童がPTAの保護者に感謝の気持ちを伝えた後、テープカットを行い、6年生5人が初滑りを楽しんだ。

 児童会長の竹俣佳那さん(6年)は「久しぶりで足が痛くなったが、一番のリンクは気持ちがいい。今年は去年の自己ベストを更新したい」と笑顔。菅原部長も「冬の大切な体力づくりに頑張ってほしい」と願いを込めた。

 管内ではこの日、少年団が使用する幕別中学校内のアイスホッケー練習用リンクも供用を始めた。(小寺泰介)

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