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市民提案型まちづくり事業 7団体が公開プレゼン

中学生の受験を応援する寺子屋を提案する山本部長(左)ら

 帯広市の市民提案型協働のまちづくり支援事業(愛称・Mottoおび広がるプロジェクト)に応募した市民団体による公開プレゼンテーションが26日、帯広市役所で開かれた。全7つの有志団体やNPO法人がまちづくりへのアイデアとその思いを説明した。

 同事業は市民の知恵や経験を生かして地域課題を解決し、市民のためになる事業の活動費を補助するもの。(1)まちづくり活動(2)組織育成(3)生活環境整備-の3部門が用意され、2006年度から延べ100を超える団体が採択されている。

 十勝管内の中学・高校生10人でつくる「TK部」は、高校生が中学生の受験をサポートする「受験の寺子屋」を提案した。山本愛優美部長(帯広柏葉高1年)は「頭文字を取ってJTK48と名付けた。身近な先輩である私たちの実体験を基に、中学生の不安や疑問が解消されれば」と訴えた。

 同部はこの他にも、同じ夢を持つ人同士が集う「夢を語る会」、帯広の特産物やグルメの情報を集めた「グルメロードマップ」を提案し、6人の審査選考委員から「発想が面白い」などと講評を受けた。

 今年度は9件の発表があり、うち8件が新規だった。

 早ければ年内に選考結果が決まり、来年3月の新年度予算の可決後に、正式に発表される。(小縣大輝)

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