大合唱で思い一つに 子供たちの未来を祈念音更・教育を考える日
【音更】今年度のおとふけ「教育を考える日」記念フェスタ(実行委主催)が6日、町文化センターで開かれた。関係者と来場者が教育を考える日のテーマソング「笑顔の大地」を合唱し、教育について思いを一つにした。
昨年の同フェスタで発表し、好評だった「笑顔の大地~Our Hometown OTOFUKE~」を今年は合唱スタイルで披露。「子供たちを地域で育てていく」という思いが込められたこの楽曲を、広く町民に知ってもらおうと町内の小・中学校の教員やPTAで組織する「プロジェクトコーラス」を結成。来場者全員でのコーラスを目標にこれまで練習を重ねてきた。
この日は約500人が来場。下音更中、共栄中の生徒やコーラスメンバー約120人が壇上に上がり、笑顔の大地を披露した。目標の「1000人コーラス」とはいかなかったが、客席の来場者も歌詞を見ながらメンバーと一緒に合唱した。コーラスの企画で中心的な役割を担った町PTA連合会の酒井章会長は「1000人には達しなかったが、盛り上がって良かった。歌を聴いて教育や子供たちについて考えてほしい」と話した。
フェスタではこの他、町内の複式教育についての活動報告や、帯広大谷短期大学社会福祉科介護福祉専攻の学生による介護予防活動の実践発表、木野北保育園の園児によるヨサコイ、下音更中学校吹奏楽部の演奏が行われた。記念講演として、フリーアナウンサーの渡辺陽子氏が子育てについて講演した。
冒頭、藤川幸二実行委員長は「音更町の未来を担う子供たちの健やかな成長を考える有意義な機会となることを心から祈念している」とあいさつした。(川野遼介)









