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世界名作劇場展始まる、「赤毛のアン」など26作品

名作アニメの貴重な原画などに見入る来場者(23日午前11時半。折原徹也撮影)

 名作アニメーションの原画などを展示する「THE世界名作劇場展」が23日、藤丸7階催事場で始まった。「フランダースの犬」など26作品の制作資料や原画が並び、関心を集めている。来年1月11日まで。

 制作スタジオ・日本アニメーション(東京)の40周年に合わせて全国を巡回中で、帯広会場は藤丸と十勝毎日新聞社が主催した。

 「あらいぐまラスカル」「母を訪ねて三千里」「赤毛のアン」などのキャラクター設定時の原画や、物語の世界観を制作スタッフが共有するためのイメージボード、「ちびまる子ちゃん」のセル画など約300点を展示。貴重な資料を来場者がじっくりと眺めている。放映時は子どもだった大人が、懐かしそうに鑑賞する姿も目立った。

 音更町の小学校教諭浜野貴子さん(40)は「『赤毛のアン』と『愛の若草物語』が大好き。原画作品や描いた人の紹介が面白かった」と話した。グッズ売り場では会場限定の文房具や雑貨、菓子などが人気を集めた。(安田義教)


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