広尾「星屑昆布」の第2弾コラボ商品はポップコーン ローソンで販売中
【広尾】コンビニエンスストア大手ローソン(東京)は、広尾産コンブの粉末加工食品を使用した「昆布しおポップコーン」(50グラム、160円)を道内限定で販売している。同加工品を使った商品としては、昨年12月の「ポテトチップス 昆布しお味」に続く第2弾。「コンブのうま味が利いた味わい深いしお味」が人気を集めそうだ。
道内限定で販売
広尾町のコンブ漁師保志弘一さん(40)が販売する「星屑(くず)昆布」。コンブの高付加価値化に取り組む中で、規格外コンブの有効活用策として粉末状の加工食品を発案した。2022年に発売し、十勝管内の飲食店などで活用されている。
「昆布しおポップコーン」は、ローソンが各地の食材、ご当地メニューとコラボして展開する地域限定商品「ニッポン全国! マチのハッピー大作戦」の一つ。道内のローソンで12日から発売されている。
食品卸大手の三菱食品(東京)が開発を担当。ポテトチップスは売り切れ店が続出したことから、「『星屑昆布』の商品を一過性にしたくなかった」とする。ポップコーンも、コンブの風味と塩味のマッチングが話題を呼んでいる。
ポップコーンのパッケージには、保志さんも「顔見せ」で紹介されている。保志さんは「ポテトチップスに続くコラボはうれしく、広尾産コンブの可能性を感じる。今後も認知度アップやPRなど地域貢献に努めたい」と話している。(松岡秀宜)
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