ウーバーイーツ 帯広市で配達開始 加盟70店でスタート
オンラインデリバリー事業大手Uber Eats(ウーバーイーツ) Japan合同会社(東京都)は16日、帯広市エリアでサービスを開始したと発表した。外食大手チェーンやコンビニエンスストア、地元飲食店など約70店の加盟店でスタートした。
注文者と加盟店舗、配達パートナーを専用アプリでリアルタイムでマッチングし、商品を配達する。国内では2016年に東京都で開始したのが最初。道内では札幌市エリア(20年7月)などでサービスが展開されている。食料品や日用品、料理など幅広い加盟店と商品対応などが売りとする。
帯広市でのスタート時の対応エリアは、治水の森公園(東15南4)付近から西24条南、帯広畜産大学付近から十勝川以南(ゴルフ場などは含まず)までなどとする。
同社は「これまでは都市部中心だったが、今年以降は地方の中小都市でも積極的にサービスを拡大している」と説明していた。
加盟店の一つ、市内の飲食店「ジンギスカン蝦琉」の寺口佳孝店長は「開始直後でまだないが、知名度もあり、利用を期待している。売り上げ増につなげたい」と話していた。
Uber社は「7月にかけ、加盟店はさらに増える予定。今後、対応エリアやサービスを含め、拡大していけたら」としている。全国12万件の加盟店と10万件の配達パートナーを持つ、ユーザー数は非公表。(佐藤いづみ、廣田佳那)