「ふじもり」リニューアルオープン インデアン冷凍カレー販売も
床などを改修した店内をＰＲする藤森専務
藤森商会（帯広市）が運営する老舗食堂「ふじもり本店」（市西２南１１）が２７日、改装工事を終えてリニューアルオープンした。
同店は厨房（ちゅうぼう）部分の水回りや配管の更新など老朽化対策を目的に、今月４～２６日に休業した。店内の床などを取り換えたほか、自社運営のインデアン冷凍カレーパックを販売するための冷凍ケースを配備した。事業費は非公表だが、同社の藤森元恵専務は「将来の営業継続を見据え、かなり大掛かりに直した」と話した。
午前１１時の開店時には１０人ほどが並んだ。１０年以上通う音更町の女性（６９）は「何を食べてもおいしいので毎月複数回は来ていた。再オープンまで長く感じた」と話していた。メニューや価格は変えていないとする。（佐藤いづみ）
