帯大谷短大の山本さんレシピ、「チー1グランプリ」地域賞 ナガイモやユリ根の春巻き
【音更】チーズとご当地食材を使った全国料理レシピコンテスト「第13回チー1グランプリ」(チーズ普及協議会など主催)で、帯広大谷短期大学(大森行雄学長)地域共生学科食と栄養コース2年の山本小夏さん(20)が地域選抜賞を受賞した。「長いもとゆりねと納豆の春巻き」で、全国1371点の応募レシピの中から選ばれた。
(内形勝也)
峰竜太さん絶賛「レベルが高い」
同コンテストは毎年11月11日の「チーズの日」に合わせて開催されている。北海道、東北、関東・甲信越、中部、近畿・中国・四国、九州の6ブロックから各2点の地域選抜賞を選出している。
枝豆やツナも混ぜ
山本さんは、同コースの門利恵講師(50)のゼミを通して応募した。考案した「長いもとゆりねと納豆の春巻き」は、一口サイズに切ったナガイモとユリ根を使った料理だ。ボウルに入れて電子レンジ(500ワット)で2分加熱した後につぶし、みじん切りした枝豆、納豆、ツナ缶、シュレッドチーズ、マヨネーズ、しょうゆを混ぜ合わせて具材とする。春巻きで棒状に巻いて、きつね色になるまで揚げて仕上げた。
「賞が今後の励み」
山本さんは「料理は大好きなので賞を取れて、今後の励みになった」と喜ぶ。春からは栄養士として就職することが決まっており「これからもいろいろな人たちを料理で笑顔にしたい」と話している。
同コンテストのプレゼンターで俳優の峰竜太さん(72)は試食した感想を「メニューとしてレベルが高い。サクサク食感と中身のコントラストがバッチリ。北海道産のユリ根も地元感があってGOOD! チーズ感がもうちょっとあるとさらに良かったかな」とコメントした。