本別の道の駅で一曲披露してみては? “休眠状態”のピアノを活用
【本別】本別町内の「道の駅ステラ★ほんべつ」(北3)の休憩スペースにアップライトピアノが設置され、11月30日に調律師が作業を行った。誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」として活用される。(北雅貴)
今回のピアノは、町所有で同道の駅内の多目的ホールで長年“休眠状態”だった河合楽器製作所製。ピアノ内に保管されていた調律した際の記録表によると、2000年9月29日に最初の記入があり、最終は04年12月。ただ、関係者によると、十数年前に同ホールでコンサートがあった際に使用された。以降は活躍の場がなく、ホールの一角に置かれていた。
今春、道の駅に町民からピアノの活用を望む声があり、町の許可を得て、11月23日にスタッフ4人が休憩スペースに移動。早速、旅行中の女性がクラシック曲を演奏した。
道の駅を運営するNPO法人「銀河ほんべつ」の松本浩希事務局長は「子どもが教室で習ったばかりの曲を演奏していたことも。調律が終わりさらに音が良くなったので、多くの人に利用してほしい。いつかミニコンサートを開催できれば」と期待している。利用時間は道の駅の営業時間内(来年4月25日ごろまでは午前9時~午後5時)。問い合わせは同道の駅(0156・22・5819)へ。