年賀はがき約97万枚、帯広に到着 ミッキーやミャクミャクなど
2025年用の年賀はがきが3日、帯広郵便局(川島道徳局長)に届いた。帯広市内の郵便局では約120万枚を扱う。販売は11月1日から全国一斉に始まり、12月15日から投函(とうかん)を受け付ける。
25年用の年賀はがきは7種類を用意。1日に郵便料金が上がり、1枚85円からの販売になる。ディズニー年賀はミッキーとミニーが餅をつくデザイン。1枚5円分の寄付金付き年賀はがきは全国版が干支(えと)の蛇、北海道版はエゾタンポポとキタキツネが描かれている。
寄付が大阪・関西万博の準備や運営に充てられるはがきには、万博公式キャラクターのミャクミャクがデザインされている。
この日は、はがきを積んだトラック1台が午前9時前に同局に到着。初回便として96万8000枚が入った242箱のダンボール箱を、10人ほどの局員が各郵便局に運ぶためのパレットに積み替えた。
今年の全国の販売枚数は前年比25・7%減の10億7000万枚で、市内も同程度の減少。同局の村田宣伸部長は「SNSでのあいさつや終活の広まりで年賀状の取り扱いは減っているが、元旦に手に受け取る日本の文化を引き続き活用いただければ」と話す。(高井翔太)