国立公園、記念シールで祝福 JALUXが「トカチカラ」3商品に
日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生を受け、日本航空(JAL)グループのJALUX(東京)は、土産店「JAL PLAZA」などで販売しているオリジナル商品ブランド「トカチカラ」の商品に記念シールを貼って国立公園指定を祝福している。
同社はフードバレーとかち推進協議会と包括連携協定を締結しており、十勝産にこだわったスイーツブランド「トカチカラ」をもつ。現在「十勝とうもろこしサンド」「十勝マウンテンクッキー」「十勝ジャージーミルクケーキ」の3商品を販売している。
国立公園化を盛り上げようと、指定日に合わせて国立公園名が入った金色のシールを用意。とかち帯広空港内のJAL PLAZAでは25日、シールが貼られた商品が早速店頭に並び、注目を集めていた。
日高山脈イメージ
3商品のうち、特に「十勝マウンテンクッキー」(8個入り、1134円)は日高山脈をイメージした山型が特徴。同協議会の中渡久哉副主幹は「民間企業が日高山脈の認知度向上に取り組んでくれて非常にありがたい」とし、「十勝の魅力が詰まった商品を通して国立公園化を多くの人に知ってもらい、実際に十勝まで足を運んでもらいたい」と話していた。
商品は新千歳空港、羽田空港の「JAL PLAZA」や道内の土産店約80カ所でも販売している。(児玉未知佳)