エスタ東館２階に映画「おしゃべりな写真館」ＰＲブース ２２日に中原さん招きイベントも
ブースの前で笑顔を見せる藤監督（左）と篠尾アシスタントプロデューサー
鹿追を中心に十勝管内で撮影が行われた映画「おしゃべりな写真館」（藤嘉行監督）のＰＲブースが１９日、ＪＲ帯広駅エスタ東館２階に完成した。帯広市内のシネマ太陽帯広で２３日に封切りとなる作品の制作過程や舞台裏などを紹介している。公開前日の２２日には、ＰＲブースで主演の中原丈雄さんを招いたイベントも予定している。
映画の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、ＰＲ活動に協力する帯広観光コンベンション協会と、作品を制作した鹿追の映画制作会社「和ら美」（代表取締役・藤監督）が設置した。
ブースには、キャスト４人の衣装や台本、映画で使われた手紙など作品の関連品のほか、映画に登場する「三國写真館」のロケセットの模型や制作過程の写真など約５０点を展示している。
中原さんの「トークショー＆サイン会」（和ら美主催）は、２２日午後２時と同４時の２回に分けて開催する。藤嘉行監督とともに撮影の思い出を語り、挿入歌を担当する音楽ユニット「Ｍｙ’ｓ（マイズ）」のボーカル白岩征季さんがギターと生歌を披露する。
同ブース内で販売するクリアファイルやポストカードなどの映画グッズを購入すると、中原さんのサインがもらえる。観覧無料だが、来場者多数の場合は入場を制限する場合もある。
隣接するとかち物産センターでもグッズを販売予定。藤監督は「普通は見ることができない撮影風景の裏側がのぞける」、和ら美の篠尾幸孝アシスタントプロデューサーは「観光客が来る場所なので、映画に関心を持つきっかけになれば」と期待している。
３月下旬まで設置予定。開場は午前９時～午後６時。（高井翔太）
