まるで人?凍結作業着 14日から新得駅前で初展示 町商工会が企画
【新得】屋外に凍らせたつなぎを展示する「新得フローズン・カバーオール2024」が14日から、JR新得駅前で開かれる。新得の新しい冬の名物にしようと、新得町商工会まちづくり事業部の主催で初めて開催する。10日にはワークショップ(WS)「つなぎに絵を描こう!」を町商工会館で開き、参加者に展示するカバーオールに絵を描いてもらう。展示は29日までの予定。(佐々木健通信員)
イベントを企画したのは、町地域おこし協力隊で同事業部の渡辺晴喜さん(26)。昨年8月に町商工会に入会した。以前、東京でテレビ番組の制作に関わりイベントなどを企画、開催してきた。新得の冬を過ごす中で、町の活性化へ寒さを生かした新たなイベントができないか検討していた。
渡辺さんは、町内では作業着のカバーオールを着て歩いている人が多いことに着目。カバーオールを着た人が立っているかのような形に凍らせ、並べることを考えた。
多くの町民に興味を持ってもらい、参加を促すため、WSを企画。子どもにも安全な塗料を使い、カバーオールに自由に絵を描いてもらう。(1)午前10時~正午(2)午後1時~同3時の2回開催する。幼児から大人まで誰でも参加できる。参加無料。WSの参加は限定30組。同商工会のフェイスブック、インスタグラムか専用電話(0156・64・5441)で受け付けている。
10日には関連イベントとして、同会館で札幌市のあめ細工職人小笠原豊さんの実演販売もある。