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リュック販売で能登応援 市内「メイリー」子供用特価、全額寄付

「応援の証しのリュックを囲み親子で会話を」と呼び掛ける砂金マネジャー(左)

 子供服販売やカフェ運営などのメイリー(帯広市、砂金康弘社長)は、セレクトショップ「Mayreey Shop」(市西17南3)で子供用ブランドリュックを特価販売し、売り上げ全額を能登半島地震の被災地に寄付するキャンペーンを始めた。

「デコレート」ブランドのB品
 バッグ製造販売などのナビリティ(東京)が全国の取引店に呼び掛けて始めた復興支援プロジェクト。対象商品の購入代金全額が災害義援金として日本赤十字社を通じて寄付される。同社は東日本大震災などでもこうした活動を展開しているといい、今回は現時点で道内4店を含む全国6店が協賛している。

 メイリーは十勝で唯一の参加で、ナビリティの人気ブランドの一つ「デコレート」の1万5000円前後のリュックのうち、多少の規格外れなどのあるいわゆるB品が対象。1個3000~8000円で数量限定で販売している。

 20日から販売開始し、すでに10個以上が“売れた”。砂金祐希マネジャーは「厳冬の中での被災で北海道も人ごとではないとの思い。形が残る支援で震災を親子で語り継いでほしい」と話す。問い合わせは同店(0155・58・1350)へ。(佐藤いづみ)

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