ボッチャに熱視線 池田町内で団体交流会開催
【池田】パラリンピックの正式種目「ボッチャ」が、池田町内で注目されている。北海道身体障害者福祉協会池田分会(岡田竜太郎分会長)が競技の普及活動に取り組んでいて、1日には町内のマックスバリュ池田2階・ROCOCO2号店で「ボッチャ団体交流会」を開催した。
来年度の「ボッチャ大会」開催を目指したプレ大会として実施。町内の老人クラブなど4団体(同協会池田分会、ふまねっとサポーターズいけだ、川合万寿クラブ、利別高砂会)から12チーム46人が出場した。
参加チームは、A~Cのブロックに分かれ、総当たり戦の予選リーグを戦った。続いて各ブロック1位と得失点差で選ばれた1チームの計4チームが決勝トーナメントに進出。参加者は白のジャックボール(目標球)に、それぞれ赤・青の6球ずつのボールを投げ、投球がうまくいくとギャラリーから拍手が沸いた。
決勝トーナメントには、川合地区から出場した「川合万寿クラブ」で編成した3チームが勝ち上がり、チーム「川合万寿」が優勝を手にした。岡田分会長(83)は「普及活動のおかげで大勢の町民が集まって楽しめた。イベントの成功を受け、来年に向け大会の準備をしていきたい」と話した。
同協会池田分会では、参加チームや運営協力者を募集している。「皆さんと一緒に企画から楽しんでいきたい」と呼び掛けている。
問い合わせは池田町社会福祉協議会(015・579・2222)へ。(水上由美通信員)