道産ホタテ食べ漁業者応援 農政事務所帯広拠点
北海道農政事務所帯広地域拠点は17日、北海道の水産業応援を目的に、道産ホタテを使用した弁当を購入し、昼休みに事務所内で食べた。
農林水産省では中国による日本の水産物の輸入停止措置の影響を受けている日本の水産業を応援する取り組みとして、「#食べるぜニッポン」キャンペーンを実施し、水産物の写真をSNS上で投稿することを呼び掛けている。
道農政事務所では取り組みの一環として、17、18の両日、道産水産物の国内消費拡大に向け、道産水産物を使用した弁当を購入するか手作りし、昼休みに食べている様子をホームページやSNSで紹介する。
帯広地域拠点では職員11人のほか、同じ帯広地方合同庁舎に入居している他の官庁にも協力を呼び掛け、計24人が弁当を購入。道産ホタテのフライや煮物、あえ物が入った弁当を味わった。
同事務所の山田淳一地方参事官(帯広支局長)は「北海道産の海産物をたくさん食べて、困っている漁業者を助けてほしい」と話していた。今後は第2弾として、十勝産水産物の応援を検討している。(津田恭平)