「エアコン必要」「水道凍結の対応は」 子育て世代の移住者がおしゃべり
十勝へ移住してきた子育て世代の交流の場「とかちみんなでおしゃべりワークショップ 移住パパママ交流会2023」が9日、帯広市児童会館で開かれた。
十勝圏複合事務組合と十勝総合振興局の共催。移住促進の取り組みの一環で、同世代のつながりを創出することを目的に開催し、今年で2回目。
首都圏などから移住した20~40代の子育て世代の男女9人が参加。帯広市や浦幌町など管内自治体の移住担当者も進行役として参加し、意見を聞き取った。
テーマは「子育て世代が移住する際のアドバイス」。前半は休日の過ごし方や教育について、後半は住環境と車社会について自身の経験を基に意見交換した。住環境については、「病院や図書館などエアコンが無い所があって暑い」「断熱がしっかり入っているので、夏はエアコンが必要」「水道凍結への対応が分からない」などの声が上がった。
鹿追町から参加した笹木圭子さん(43)は、「他の移住者も自分と同じような経験をしていたことが分かった。移住者と話す良い機会になった」と語った。
今後、十勝総合振興局が今回出た意見を基に移住を検討する人向けのデジタルパンフレットを作成する予定。(菊地青葉)