写真探して電信通散策を 11日からスタンプラリー 賞品にたかまんなど
帯広電信通り商店街振興組合(長谷渉理事長)は11~15の5日間、街区内に設置した写真パネルを巡る「スマホで、スタンプラリー!!」を実施する。同商店街が今年度取り組んでいる「フォトストリート」事業の一環で、写真で帯広の歴史を学ぶとともに、イベントを通して街の回遊性を高める目的。(児玉未知佳)
新規事業「フォトストリート」では7月、街区内に帯広の開拓期から昭和にかけての写真パネルを21カ所に掲示した。パネルを活用したイベント第1弾としてスタンプラリーを企画。「昭和5年頃の広小路」「昭和30年代の帯広駅前」「大正11年完成 双葉幼稚園」の三つの写真パネルをスマートフォンなどで撮影し、観光案内所イランカラプテで提示すると賞品が当たるガラポン抽選が行える。賞品は高橋まんじゅう屋の大判焼き4個や、肉のなかつかの豚ジンギスカン1袋など、商店街各店の品との引換券を用意している。
スタンプラリーは参加無料。1日1回までで、期間中なら複数回行うことができる。引換券は10月31日まで使用可能。
写真パネルに絡めたイベントは全3回を予定しており、次回は10月28日のハロウィーン仮装パレードと合わせて「開拓の祖 勉三をさがそう!」を行う。
また、フォトストリートの取り組みと合わせて、6年ぶりに商店街のマップも更新。写真パネルの場所が記載されており、長谷理事長は「新しいマップを見ながらスタンプラリーを楽しんでもらいたい」とイベント参加を呼び掛けている。