先進不妊治療助成へ 帯広市補正予算
帯広市は5日、今年度一般会計補正予算案を発表した。先進不妊治療費助成の費用を盛り込んだ。同日開会した市議会定例会に提出する。
先進不妊治療費助成は1回当たり3万5000円を上限に助成する。4月以降に治療を開始したものから適用される。また、自宅と医療機関との距離が25キロ以上ある場合、距離に応じて交通費も助成する。最低額が25~50キロで上限1430円、最高額は275キロ超えで同1万810円。
事業の開始時期は治療費と交通費ともに10月1日。127件の利用を見込んで予算を計上した。事業費は513万円で、半分は道の補助金を充てる。(津田恭平)