平原まつり、あす開幕
第76回おびひろ平原まつり(帯広のまつり推進委員会主催)が14、15の両日、帯広市内の平原通を中心に開かれる。目玉イベントの一つ「夢降夜(ゆめふるや)」(14日)がコロナ禍前の規模に戻って「フル開催」となるほか、「おびひろ盆おどり」(15日)は審査を再開、個人の自由参加部門を新設した。コロナが5類に移行し、十勝の夏を彩る祭りも例年の形に戻る。
今年も2日間の日程で開催。14日午後0時半からの開会式では、ウクレレ演奏に続き、よつ葉乳業が先着1000人に牛乳を無料配布して開会宣言とともに乾杯する。300個のバルーンリリースも行う。
同日夜は、十勝の開拓に貢献した先人への感謝や五穀豊穣(ほうじょう)を願い、みこしが平原通を練り歩く「夢降夜」が行われる。15日は「平原・太鼓まつり」と「おびひろ盆おどり」、「とかち夏空大道芸フェスティバル」は広小路も使って2日間通して行われる。
会場では、「とかちの未来共創プロジェクト」として、若者が主導した飲食の提供や新聞紙を使ったちょうちん作りなどが行われる。ダンスや音楽の発表、飲食の露店やキッチンカーなどの出店など、多彩な催しが行われる。(細谷敦生)