2日は「とろサーモン」も来る! 帯畜大の寮祭、4年ぶりに一般開放
帯広畜産大学の寮生を中心に開催する寮祭の本祭が1日、同大学寮駐車場で始まった。今年は4年ぶりに一般開放され、部活動やサークルなどが露店を出して久しぶりのにぎわいが戻った。本祭は2日まで。
79回目を迎える今年のテーマは「祭起(さいき)」。昨年は3年ぶりに開催されたが、新型コロナウイルス対策のため学内開催だった。4年ぶりに通常規模となる寮祭を盛り上げ「再起」の年にしようという思いが込められている。
午前10時にオープニングセレモニーが行われた。前日までの雨が一転して好天に恵まれ、細川錦壱実行委員長は「良い『天気』の中で『転機』となるような祭りにしたい」と会場を盛り上げた。
会場には約40団体による焼き鳥や石窯ピザなどの露店が並び、客を呼び込む学生の声が響いていた。焼きそばの店を出したアメリカンフットボール部の西山倖生さん(畜産学部1年)は「たくさんの人に来てもらい、畜大が地域に密着しているんだなと感じてうれしい」と話していた。
2日はアカペラや軽音楽サークルの発表、2017年M-1チャンピオン「とろサーモン」などを迎えたお笑いライブが行われる。お笑いライブはチケット(500円)が必要で、同日午前10時から同大学かしわプラザで当日券を販売する。(細谷敦生)