「ハワイ訪問、刺激に」柏葉高生が道教育長に報告
【札幌】姉妹校提携を締結する米国ハワイ州立カラニ高校を3月に訪問した帯広柏葉高校(須藤克志校長)の生徒7人らが27日、道教委の倉本博史教育長を表敬訪問し、交流事業の思い出を語った。
交流事業は、道教委の「道立学校ふるさと応援事業」に寄せられた寄付金約400万円を活用して実施。生徒は3月18~22日、ホームステイなどを体験した。7月にはカラニ高校の生徒が来道し、帯広柏葉高校の生徒との交流を予定している。
この日訪れたのは、河合穂の花さん、宗岡禾子さん、武者茉那さん、南波朱李さん=以上3年生、津守環さん、北川柑菜さん、上谷耕平さん=同2年生の7人。ハワイに引率した須藤校長と中村哲哉教諭が同行した。
生徒たちは、「学年や性別にとらわれない友達づくりを学んだ」(宗岡さん)、「現地でしか使われないスラングを学び刺激になった」(南波さん)などと、交流を通して学んだ言語や習慣の違いを紹介。倉本教育長は、一人一人の体験談を聞いた後「7月にカラニ高校の生徒を迎えるときには、自分が住む地域の特徴を見詰め直し、教えてあげてほしい」と語った。(沖田唯可)