おびひろ氷まつりの“主役”が広尾から会場へ
【広尾】「第60回おびひろ氷まつり」で使用される約1200本の氷が20日までに、広尾漁協の製氷貯氷施設から搬出された。
氷像に使用されるまつりの“主役”は例年、同漁協が製造している。縦100センチ、横50センチ、厚さ25センチの角氷で、重さは135キロ。透き通った美しい氷は評価が高い。昨年12月に製造した。
搬出作業は6日に始まり、20日までの計5日間に分けて会場に運んだ。最終日の20日は午前7時半ごろに作業を開始し、パレットに載せた約130本を、トレーラーの荷台に慎重に積み込んだ。
昨年はイベントが開幕直前で中止になっただけに、同施設の関係者は「今年はきれいな氷を見てもらいたいね」と話していた。(能勢雄太郎)
おびひろ氷まつりの“主役”が広尾から会場へ