小中高生が楽しく交流 ソフトボール・パフォーマンスグランプリ
【音更】小学生から高校生までがソフトボールを通して交流する「パフォーマンスグランプリ2022」が22、23の両日、音更町営ソフトボール球場で行われた。
女子中学生のソフトボール選手を対象に学校の垣根を越えたスクール「TOKACHI SPORTS CLUB Softball School SCHERZO(スケルッツォ)」が、競技の普及を目的に2019年から開催しており、今年で4回目。十勝と北見、札幌の児童生徒が参加した。
初日はベースランニングやロングティーバッティング、遠投、バントターゲット、ストラックアウトなどのチャレンジ競技会が行われた。小学生は野球少年団の女子やソフトボールを初めて手にするという初心者ら約20人が参加。マシンから投じられたボールをバントしてボールが止まった場所で点数を競う「バントターゲット」では、初心者の小学生のバットを中学生が支え、高得点が生まれると周囲も大きな歓声でもり上げた。
今回のイベントの運営に当たったSCHERZOの高松希帆主将(帯八中2年)は「ソフトボールはつらい練習を乗り越える達成感があり、チームプレーの大切さも学ぶことができる。ソフトボールへの関心を高めてくれる小中学生が増えてくれれば」と競技の広がりに期待していた。
初日午後と2日目は札幌東商高、北見北中の招待チームも含めたゲームが行われた。(大野篤志)
小中高生が楽しく交流 ソフトボール・パフォーマンスグランプリ