「おっぱいパン」で乳がん検診の大切さ伝えたい 当事者がイベント企画
乳がん経験者で浦幌町在住の看護師丸山智恵さん(54)=愛称にゃんご=が、乳房を模したパンを使った乳がん啓発イベントを企画。ピンクリボン月間(10月)に合わせ15、22、30日にロマンスベーカリー(音更町南鈴蘭南1)で開く。
丸山さんは5年前に非浸潤性乳管がんで左乳房を全摘出した。啓発のため、イベント「しあわせのハートおっぱいパンbyにゃんご&ロマンスベーカリー」を企画。同店が焼き上げる「しあわせのハートおっぱいパン」を食べながら、参加者に検診や自己触診の大切さを周知する。
過去2回のイベントでパンは完売。3回目の15日は、中にキーマカレーが入ったおっぱいパンを販売する。丸山さんは「つらい治療を続ける当事者にも訪れてもらい、癒やしの時間を過ごして」と話す。午前11時~午後2時。問い合わせは同店(090・1526・6218)へ。(近藤周)