熱い戦いに境内沸く 大正神社で奉納プロレス
大正神社(筒井洋一宮司)の秋季例大祭が8日、帯広市大正本町の同神社境内で行われ、鎮座100年を記念した奉納プロレスも披露。躍動感と力強さを兼ね備えた選手たちの試合が、地域住民らを魅了した。
奉納プロレスは、帯広市が市民によるまちづくりの活動費を補助する「市民提案型協働のまちづくり支援事業」(愛称・Mottoおび広がるプロジェクト)の一つとして、帯広大正プロレスプロジェクト(池守孝一代表)が主催。大正出身の池守代表(41)がリングアナウンサーを務めていた、札幌を拠点に活動する「北都プロレス」を招いた。
この日はシングル戦、タッグ戦、バトルロワイヤルの計5試合が行われ、熱戦の数々に地域住民ら約150人も満足げ。張り手の打ち合いには手拍子も起き、大技が決まるたびに子どもたちの歓声が上がった。
例大祭では、大正宮神楽が披露されたほか、ビンゴ大会も行われた。(松岡秀宜)