幕別でレタス初収穫 甘くてシャキシャキ全国へ
レタスの収穫が幕別町内で始まった(17日午前8時40分ごろ)
【幕別】レタスの道内主産地・幕別町で17日朝、収穫作業が始まった。レタスは順調に生育しており、沖縄を含む全国に出荷される。
この日収穫を始めたのは、町相川地区の山端央仁(ひさと)さん(41)の畑。極早生(ごくわせ)と呼ばれる品種のレタスで「葉の厚さが薄く甘みがある」(山端さん)のが特徴。午前6時半ごろから家族4人が包丁を手に一つずつ刈り取り箱詰め。この日だけで約1200個のレタスを出荷した。
山端さんは約2・5ヘクタールに10種類ほどのレタスを育てている。JA幕別町そ菜事業部会の副部会長を務める山端さんは「今年は4~5月の干ばつがあり苦労しているが、水をまきながら順調に育てられている。気候に恵まれた年になれば」と話していた。
JA幕別町では、21戸、約37ヘクタールでレタスを生産している。レタスは2月に種まきした苗を4月ごろまでハウスで育て、畑に移植。収穫後のレタスは、JA幕別町の施設で冷却し、十勝管内のスーパーに並ぶほか、全国各地に配送する。JA幕別町では、10月上旬ごろまで品種別に生産・収穫作業を進め、約1200トンの生産を見込んでいる。(本田龍之介)
関連写真
JA幕別町の冷却装置。収穫後のレタスを冷却する
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時50分ごろ)
JA幕別町の冷却装置。収穫後のレタスを冷却する
JA幕別町の冷却装置。収穫後のレタスを冷却する
収穫したレタスを軽トラックに積み込む山端さんの畑(17日午前8時45分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時45分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時45分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時50分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時40分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時40分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時35分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時35分ごろ)
レタスを収穫する山端さん(17日午前8時35分ごろ)