帯商、飲食店応援「#旨いいねキャンペーン」開始
帯広商工会議所(川田章博会頭)は25日から、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている飲食店を応援する「#旨いいね!帯広キャンペーン」を始める。テークアウトやデリバリーなど工夫する市内飲食店の情報をホームページ(HP)で紹介するほか、インスタグラムやツイッターに参加店の料理などを投稿すると、抽選で100人に食事券を贈呈する参加型企画も行う。期間は5月12日まで。
サブタイトルは「みんなでつなぐ絆の輪」。参加店の自慢メニューやテークアウト対応、道の第三者認証といった感染症対策などを帯商のホームページ(HP)内で24日から紹介。すでに35店の申し込みがあり、登録店は4月末まで無料で募っている。デリバリー大手「Wolt」が店舗紹介などで協力する。
参加型企画は、応援メッセージや注文した料理の写真を、指定ハッシュタグ「#旨いいね!帯広」「#店舗名」を付けて投稿すると、参加店で使える食事券3000円分が30人、同1000円分が70人に抽選で当たる。
参加店情報は複数のメディア媒体で集中的に紹介。近く発行するフリーペーパー「Chai」4月号でピックアップした店の情報などを特集、FMラジオ「JAGA」の番組にコーナーを設け、5週連続で木曜日に参加店のことを放送する。参加店にはポスターや卓上POPなどを配布し、キャンペーンを盛り上げる。
帯商が2月に飲食店対象に行った緊急調査では、今年に入って前年同時期より売り上げが50%以上減った店が3割に上った。敦賀光裕・中心市街地活性化推進室長は「個店での宣伝が厳しい店などは、ぜひ参加を」と話す。問い合わせは同室(0155・28・4774)へ。(佐藤いづみ)