今夜スマイルジャパン初戦 志賀姉妹も勝利へ意気込み 北京五輪女子ホッケー
【中国・北京＝北雅貴】北京市の国家体育場（通称「鳥の巣」）で４日に開かれる開会式に先立ち、女子アイスホッケーの日本代表「スマイルジャパン」（世界ランク６位）が３日夜、五棵松体育館で１次リーグ初戦でスウェーデン（同９位）と対戦する。２日には試合会場で練習を行い、最終調整を図った。帯広市出身のＤＦ志賀葵（トヨタシグナス－帯三条高、帯南町中、稲田小出）、妹のＦＷ紅音（同）も約１時間氷上で動きを確認した。
志賀紅音
チームは１月２７日に選手村入り。３１日にはスイス（世界ランク５位）と練習試合を行った。１－４の敗戦に、志賀紅音は「シュート数が少なかった。自分の持ち味を生かせていない」と反省した。初の五輪の舞台となるスウェーデン戦。「期待されているのは得点。どんどんゴールへ向かう。全く緊張しておらず、楽しみの気持ちでいっぱい」と意気込む。
志賀葵
２度目の五輪となる葵は、「（４年前の自分と比べて紅音は）すごいなと思う。本当にいつも通り。度胸がある」と笑う。自身も「不安が大きかった」前回から主力へ成長。「チームのために戦い、勝利に貢献したい。４年前とは違う」と力強く話した。
スウェーデンとは２０１４年のソチ、１８年の平昌と２大会連続で初戦で対戦し敗れている。飯塚祐司監督は「初戦で勝利するとチームが勢い付く。不安は全くない」と話した。
