独自の警戒ステージを4段階に見直し 道
【札幌】道は24日、新型コロナウイルスの独自の警戒ステージについて、見直す方針を明らかにした。現在は5段階としているが、8月中に国と同じ4段階にする。重症者病床使用率などを重視する国の指標見直しの動きも踏まえ、9月以降も変更を加える。
24日の感染症対策有識者会議で示した。前回会議で「わかりやすい明確な基準を示すべき」などの意見が出されたことを踏まえた。
急激な感染拡大を受け、新規感染が少ない段階のステージ区分の意義が薄れており、8月中に4段階に切り替える。9月以降は重症者病床使用率のほか、ワクチン接種率、新規感染者数の数値引き上げといった要素を加え、参考指標の見直しも視野に入れる。
有識者会議では「北海道は面積が広く、移動に時間を要する。独自の基準、指標を追加しても良いのでは」との意見も出ていた。(奥野秀康)