十勝ブランドスタンプラリー、LINE登録で当選確率3倍 とかち財団
とかち財団(長澤秀行理事長)は17日から、管内の店舗を巡る「十勝ブランドスタンプラリー」を始める。集めたスタンプの数に応じて商品券などが漏れなくもらえる。今年から十勝ブランドの公式LINEアカウントを導入し、友だち登録すると抽選の当選確率が3倍になる。
「十勝ブランド」は地場産の原材料を使った加工食品の登録制度。今年のスタンプラリーには31店舗が参加し、広内エゾリスの谷チーズ社(新得)、北広牧場(新得)、渋谷醸造(本別)、松月堂(本別)が新たに加わった。
対象の店舗で300円以上購入するとスタンプが1個もらえる。3個以上で応募でき、集めたスタンプの数に応じて商品が変わる。
12個以上で参加店で使える商品券が参加賞としてもらえ、29個以上集めると5000円分の商品券になる。
さらに、スタンプの数に応じて抽選で十勝の特産品の詰め合わせが当たる。抽選に外れても再抽選の「Wチャンス」もある。昨年は333人が参加し、全店制覇が127人と、各コースの中で最も多かった。
今年は新たにLINEの公式アカウントを作成。友だち登録をし、登録日とニックネームを台紙に記入すると、抽選で当たる特産品セットなどの当選確率が3倍になる。
台紙は参加店や道の駅などに置いている。とかち財団は「新型コロナウイルスの影響で遠出は難しいと思うので、管内を巡ってスタンプを集めてほしい」と呼び掛けている。(川野遼介)