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婚姻色のウグイ 十勝川に集結

産卵のため浅瀬でひしめくウグイ(3日、十勝川中流部で)

 【幕別】産卵のため遡上(そじょう)するウグイの群れが十勝川中流域で見られている。浅瀬ではウグイがひしめき合い、産卵を行っている。

 ウグイは5~6月に産卵期を迎え、婚姻色と呼ばれるオレンジ色や黒色に発色する。道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭市)によると、中流部の小砂利に産み付けられた卵はふ化後、10センチほどに成長すると、下流や海まで旅立っていく。北海道では水産価値はないが、本州では食用にする地域もあるという。

 十勝川では数カ所にわたってウグイの群れが見られ、浅瀬では尾びれを激しく動かし、産卵とみられる行動が起こっていた。

 そのウグイを狙って、アオサギやキタキツネも出没。アオサギは微動だにせずウグイが近くに通過するのをじっと待つのに対し、キツネは群れに向かって勢いよく手を出すも取れずじまいに終わった。(塩原真)

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