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十勝管内19校で一般入試 大雪で1日延期、1670人臨む

試験開始前に説明を受ける受験生たち(4日午前9時15分ごろ、帯広緑陽高校で。金野和彦撮影)

 十勝管内の公立高校全19校で4日、一般入試が一斉に行われた。大雪の影響で1日延期しての実施となったが、受験生は冷静に筆記試験に臨んだ。(20、21面に問題と正答)

 道教委によると、管内の全日制高校の一般入試は実募集1748人に対し、1669人が出願し、倍率は0・95倍となっている。

 このうち倍率1・3倍の帯広緑陽高校では、午前8時ごろからマスクを着けた受験生が続々と入場し、緊張した面持ちで最初の国語の試験に臨んだ。

 前日に会場設営を行った同校は、新型コロナウイルス対策として、1教室当たりの受験生の人数を例年より10人減らし、30人とした。試験に先立ち、管内中学の男子生徒は「直前の試験延期には驚いたが、力を出し切りたい」と話した。

 十勝教育局によると、正午現在、各校は時間通りに試験を実施し、トラブルは報告されていない。一部の高校では5日に面接などが予定されている。

 16日午前10時からの合格発表は、新型コロナ対策として学内掲示は中止され、学校のホームページ上で行われる。(高田晃太郎)

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