イチョウ新名所 秋にライトアップ 勝毎音更支局開設
音更町のイチョウ(銀杏)並木は別格だ。10月半ばを過ぎた頃から、「むつみアメニティパーク」(木野西通13)沿いは黄金色に染まり、道行く人の目を楽しませる。
2019年から十勝毎日新聞社の企画で、イチョウ並木が黄金色に染まる時期にライトアップしている。昨年は10月25~31日の期間、数本のイチョウを鮮やかに照らした。
十勝毎日新聞の調べでは、木野西通と外周の鈴蘭、緑陽台、共栄台地区を含む東西2キロ、南北1・5キロの範囲に800本以上が植えられている。閑静な住宅街でこれほどの数を目にできる場所は全国でも珍しく、木の数で比較すると、明治神宮外苑(東京)の146本を超え、甲州街道の八王子市追分町(同)から高尾駅前まで植栽されている約770本と肩を並べる。
イチョウ並木は音更の財産であり、新たな観光資源としての可能性を秘めている。