馬車BAR、冬バージョンで運行開始 夜の中心部を明るく
夜の帯広市中心部を巡る「馬車BAR」が、師走入りを前に11月30日、冬バージョンでの運行を開始した。貨車部分を電飾などで飾り付け、運転手らがサンタクロースをモチーフにした赤い衣装でクリスマスの雰囲気を盛り上げる。
馬車BARは市内でホテルヌプカ(西2南10)を運営する十勝シティデザイン(帯広)が、地域活性化などを目的に昨年4月に始めた。冬バージョンは昨年実施して好評だったことから、今年も企画した。
運行は週4回(月、火、金、土曜)で1日3便(午後6時、同7時、同8時)体制。今年は新型コロナウイルス対策として、定員を夏の半分以下(8人)にした。乗車の有無にかかわらず、運行日は極力走るようにするという。
同社スタッフの永田剛さんは「最近は街なかは人が少なく、乗車数も11月に入り減ってはいるが、イルミネーションで中心部を少しでも明るくしたい」と話している。(佐藤いづみ)
【10秒動画】馬車BAR、冬バージョンで運行開始 夜の中心部を明るく