蜷川展、来場者1万人突破 帯広
帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)で開催中の「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」(同展帯広実行委員会など主催)の来場者が13日午前、1万人を突破した。開幕21日目(休館日を除く)での達成は歴代6番目の速さで、節目の来場者に記念品が贈られた。
1万人目の来場者となったのは釧路市の高畠いずみさん(43)、優飛さん(19)親子。野崎弘幸館長から展覧会の図録とオリジナルサクマドロップ、ペーパーバッグが手渡された。優飛さんは「まさかの1万人とは思わなかった」と驚き、いずみさんは「札幌会場に行く予定だったが、コロナでかなわず、帯広で見られることを楽しみにしており、来たかいがあった」と喜んだ。
蜷川展は9月19日に開幕し、同29日に来場者5000人を突破するなど、好調な集客となっている。
野崎館長は1万人達成について「平日もコンスタントに来場があり、こんなに速いペースでの達成はびっくり」と驚き、「期間中はさまざまなイベントがあるので、親子や友達同士など、多くの人に来てほしい」と話していた。(大木祐介)
◆蜷川実花展について
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