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名古屋線の初便が到着 新型コロナで利用は少なめ

名古屋線の第1便の利用者を出迎える帯広空港の関係者(金野和彦撮影)

 日本航空(JAL)の帯広-中部国際空港(名古屋)線の今年の季節運航が2日から始まり、同日午後、名古屋発の初便がとかち帯広空港に到着した。新型コロナウイルスの影響で利用客は例年より少なめだったが、空港関係者は記念品を手渡して歓迎した。

 名古屋線の季節運航は7年目。8月の1カ月間限定で運航する。今年は日・月・水・金曜日の週4往復(1日1往復)を予定。出発時刻は名古屋が午後0時25分(帯広着同2時10分)、帯広は午後4時(名古屋着同5時50分)。機材はボーイング737-800(165席)を使用する。

 名古屋からの初便には59人が搭乗(搭乗率36%)。到着口でJALや市空港事務所、帯広空港ターミナルビルの職員らが法被姿で出迎え、「おびひろ極上水」やマスクケースなどを手渡した。

 名古屋から利用した岡本祥子さん(53)、奥村由紀さん(54)は3泊4日の日程で十勝や釧路、知床などを回る予定。「帯広では豚丼やスイーツを楽しみたい」と話していた。折り返しの帯広発初便の搭乗者は11人にとどまった。(川野遼介)

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